
よくお客さんのところに行って言われるのが
みたいな事。
勿論買取する際には真贋はしなくてはならないんですが、鑑定とか鑑別ってのは全く別次元の話なんです。
まず、鑑定とか鑑別というのはその成分や年代測定をして目の前の物が本物なのかどうかを調べることを言います。
そういった意味では真贋も鑑定の一部ですが、鑑定(主に骨董品)となると必要な時間も費用も掛かります。
古伊万里なんて言ったら500年前の品物とかもありますから、人の目で見ただけでは完全に判別する事なんて不可能に近いです。
偽物もかなり多いですしね。
という事で、鑑定とか鑑別を行う専門家、先生とか呼ばれている人たちが物によって5人程度が鑑定して年代測定して初めて行えるくらい大変なことなのです。
それだけの知識と経験を持った人がタダで動くわけありませんから、費用もそれなりにかかります。
大体名のある品物1つの鑑定で5万円~10万円くらいが相場です。
簡単に調べられる品物で3万とかです。
宝石の巻手別なども成分分析など行って鑑別書の発行をすれば5万位します。
手軽に無料で鑑定鑑別なんてできないんです。
そんなこと言って!無料で真贋してくれる店いっぱいあるじゃん!
そんな風に思った人も多いかと思います。
確かにその通りで路面店なんかのリサイクルショップであれば「真贋無料!お気軽に」みたいな店は沢山あります。
その理由は
といった感じだからです。
自分の店でも真贋だけなら無料でやってます。
どうせ買い取り査定するのに必要ですし。
ただ、無料でできる「簡単にできる」という事はそれなりに精度が低くなります。
ブランドバックとかであればかなりの確率で正当を出せますが、骨董品とかだとかなり制度は下がります。
そのくらい骨董品の真贋、特に古いければ古い品物ほど正確な品物の情報を得ることは難しいんです。
そして最後に一番多くの知りたいことというか勘違いしていることは
鑑定結果で出た市場価格と買取査定額は全く別物
という事です。
よくTVとかで、鑑定結果で「いち、じゅう、ひゃく、せん…百万!」みたいなの見たことある人も多いと思いますが、ここで出た百万という金額は鑑定士の先生方が考える百万位の価値はあるという思いでしかなく、実際にその品物を百万以上で買いたいという人が世の中にいなければその値段で取引は成立しません。
買い手がいるかどうかという観点が鑑定にはないのです。
そのため、いくら「百万の価値があるといわれたから百万でしか売らない!」と意固地になっていてもいつまでたっても買い手が現れないのです。
鑑定額と市場価格は全くの別物です
では、実際に買い手が現れるであろう市場価格に有った金額はいくらなのかというと、それが買取査定額です。
百万鑑定評価の品物が、買取り額では50万という事もあるし10万という事も十分あり得ます。
勿論その逆の200万なんて事も無くはないですが、宝くじに当選するくらいの確率です。
査定とは現実的に市場で取引が成立するであろう価格で、鑑定額というのは鑑定士の先生方が考える虚構です。(ここまでぼろくそに行っちゃう人いないだろうな~。書いといてなんだけど。)
鑑定結果を信じ、手元に持ち続けるというのもよいでしょうし現実的な金額で売り払ってしまうというのも一つ。
鑑定額などに踊らされず、そもそもそのものが今自分に必要な品物なのか、それとも使いやすい現金に変えた方が賢いのか?
それぞれよくお考えになってみては?