利益率の高い儲かるリサイクルショップと儲からないジャンル

利益率の高い儲かるリサイクルショップと儲からないジャンル

利益率の高い儲かるリサイクルショップと儲からないジャンル

さて今回は、ちゃんと出張型リサイクルショップを経営している店長っぽく自分の店の取り扱いジャンルの過去のデータなども参照しつつ、儲かるジャンル儲からないジャンルを商品別に書いていこうと思います。

 

あくまでも、自身の店のデータと業界同業者から聞く話なんかも参考にしつつ書いときますので参考にしてみてください。

 

意外と儲かってませんよ(笑)

 

 

利益率が良いリユース商材3選

 

とりあえず、利益率が良いリユース商材トップ3を上げていきましょう。

 

アパレル・古着ジャンル

 

古くからある古着屋さん。

 

現在では大手リサイクルショップなども専門店なども立ち上げるほど盛り上がりを見せているアパレル商材は、かなり利益率が良い商材の一つです。

 

大体利益率は20~30%と、自分の店でもかなり優秀な数字をたたき出しています。

 

理由はいくつかありますが、一番は廃棄損失が非常に安いという点です。

 

多くの人が勘違いしていますが、リサイクルショップが買い取ったり引取った商材は100仕入れても売れるのは大体そのうち70くらいで30%くらいの商材は損切りして激安で売りぬくか最悪廃棄となります。

 

問題なのは廃棄する際に事業ゴミとなるので結構な費用が必要となるのですが、洋服の場合「古布」として最悪でも無料もしくは激安で処分できるのでその分利益率向上につながっているのだともいます。

 

近年盛り上がってるジャンルなので積極的にチャレンジしてみたいジャンルですね。

 

 

古本・古書ジャンル

 

意外とこれも古くからある古本屋さんが取り扱うジャンル。

 

一般的な、漫画や文庫本ははっきり言って全然儲かりません(むしろ足引っ張ってくるので要らない)が、映画パンフレットや少し古い時代の古書ジャンルを取り扱うとアパレル並みの利益率20%前後をたたき出す優良商材です。

 

売れなかった古書の廃棄問題についても、古紙として無料で引き取ってもらえるのでリスクもめちゃ低い。

 

古参のライバルもかなり多く、専門的な知識が無いと太刀打ちできない気軽にチャレンジできるジャンルではありませんが、しっかり戦える知識があればやらない手はありません。

 

 

PC・スマホジャンル

 

最後はパソコンやスマートフォンなどのジャンルです。

 

このジャンルは、修理技術と名義変更などをするための権利を得る必要がありますがその二つが揃えば利益率20%ちょっと超えるくらいの結構な利益を生み出しています。

 

このジャンルは、廃棄のリスクがほぼないのも良い点でたとえ修復不可能な状態のパソコンやスマートフォンでもレアメタルを抽出するための廃材としてそこそこの値段で売れます。

 

技術が必要ですが市場規模はこれから膨らむジャンルだとも思いますのでリサイクルショップで儲けるならチャレンジしたいジャンルの一つですね。

 

 

儲かる商材の共通点はやはり売れ残り商品をいかに安く廃棄できるかが重要だなと思います。
事業ゴミの廃棄処分費用ってかなり重たい負担ですからね~

 

 

利益率が低い儲からないジャンル3選

 

次に儲からない商材3選。

 

中古車・中古バイク

 

これは自店では取り扱わないジャンルですが、業界の人たちの話を聞く限り相当に厳しいレッドオーシャン市場のようです。

 

利益率は10%以下の8%前後、飲食店だったら速攻で潰れてる低水準です。

 

廃車部品の転売や保険の代理店とか、副業的な部分でなんとか利益をとれないと正直厳しいジャンルのリサイクルショップですね。

 

相当バイクとか車が好きでないとやってられないでしょう。

 

 

金プラチナ貴金属

 

そもそも相場が公表されているゴールド・プラチナなどの貴金属買取は自店でもしていますが利益率は2~5%程度と雀の涙ほどです。

 

相場が少しでも下振れすると速攻で赤字が出ます。

 

数億円単位の資金力があれば商売として成り立ちますが、始めたてのペーペーが手を出すと痛い目見るジャンルです。

 

 

白物家電・家具

 

はっきり言って儲かりません。

 

自分のお店の主力商材ですが、利益率は10~15%程度でかなり薄利多売でぶん回さないとすぐに資金ショートして冷や汗かきます。

 

また、引取った商材が修理不可能だったりして廃棄しなければならない場合かなり高い廃棄料金を支払わなければならないリスクがあるので査定ミスすると利益直ぐ飛ぶので気が抜けません。

 

しっかり頑張れば稼げますが、体力勝負のところがあるので若いころはいいかもしれませんがこれだけで一生続けるのは無理がありますね。

 

 

以上、現場からでした、ご参考までに。