リサイクルショップ経営の始め方を現役感覚で書きました

リサイクルショップ経営の始め方を現役感覚で書きました

リサイクルショップ経営の始め方を現役感覚で書きました

そういえば書いていなかったこと。


リサイクルショップ経営の始め方


現役出張買取リサイクルショップ店長ブログとしてはあるまじき失態でした。


そもそもどうやって始めるのかについて書いていませんでしたのでその辺を書いていこうと思います。


といっても専門的なことを詳しく解説しているウェブ上の記事なんてそこらにありふれているので、現場だからこそ知っている裏話なんかを中心に書いていこうと思います。



基本誰でも始められるリサイクルショップ経営


初めにサクッとリサイクルショップの始め方を書いていこうと思います。


ほんとにサクッとなので、前述したとおりより詳しい内容をお求めの場合はほかの行政書士先生などが監修している専門記事をどうぞ。


1 古物商営業許可を取りましょう!


初めに絶対必要なのが、各都道府県ごとに管轄が分かれている公安(最寄りの警察署)で古物営業許可を取得しましょう。


手数料30000円と、使用可能な事務所の使用許諾(賃貸の場合)、後は法務局などで取得可能な登記されていないことの証明書とか住民票とか必要書類を集めれば


  • 刑事罰を受けてから5年以内の人
  • 反社会的な勢力に所属と化している人
  • 税金払わずバックレている人


でなければ普通許可が下ります。


古物営業許可は盗品の流通防止を主な目的にしている法律に基づいて、中古品を取り扱う業務を行う際に取得が義務付けられている営業許可なのでこれを取らずにリサイクルショップを営業すると懲役食らいます。



2 古物営業許可を得たら晴れてリサイクルショップのオーナーです!


古物営業許可を取得出来たらめでたくリサイクルショップの経営者になれます。


必要なことはこの営業許可取得だけですのでこれだけです。



実はこんな経緯でリサイクルショップオーナーになる人多いです


さて、リサイクルショップの始め方の法律的なことはほかの先生方の書いている記事に任せてここでは現場のリサイクルショップ店長が語れる裏話なんかを書きましょう。


リサイクルショップの始め方で皆さんが気になるであろう経緯について。


リサイクルショップで修行して独立開業


一番多いのはこのパターンで、ほかの業種でも同じような経緯でオーナーになる人も多い感じの経緯です。


自分が好きなジャンル(古着とか雑貨とか家具とか家電とか)を取り扱うリサイクルショップで下働きして知識や経験を積んで、自分の店を持つタイプ。


知識も経験もある状態でのスタートになるので一番無難な独立開業パターンですね。


転売ヤーから本業中古品バイヤーになるパターン


次に実は多い、というか最近多いパターンがこれでせどりとか新品転売とかして小銭稼いでた人たちが本業にしちゃうパターン。


経験も乏しいし、原価率とか商売の基本ができてない人が多いので案外すぐに廃業することになったりしますが一部の人はそのまま生き残りリサイクルショップオーナーに昇格します。


のめり込んでる趣味がある人とか特定のジャンルに特化したりすると案外いい線行くような気がします。


修理趣味が嵩じてリサイクルショップオーナーに。


最後はあまり多くはないけどガチで営業し始めると非常にファンがつきやすいリサイクルショップの形を作れるある意味最強パターン。


  • カメラ修理が大好き
  • パソコン作製が大好き
  • 昭和家電御修理大好き


などモノの修理が大好きという人たちはご想像の通りリサイクルショップ経営に滅茶苦茶向いてます。


  • 壊れたものを仕入れ対象に出来るので仕入れ原価が安い
  • 修理業務も並行してできるので収益の柱が2つある
  • お客さんに喜ばれることが多いのでファンがつきやすい
  • 滅茶苦茶SDGs


と、良いことずくめ。


電気工事士資格持っているとか、家具職人とか何かに特化した技術を持っている場合リサイクルショップ是非!お勧めです。



こんな人リサイクルショップ経営むいてません。


最後にこんな人はリサイクルショップ経営に向いてませんという人について。


ズバリ!3選


  • お金儲け興味ない人
  • 商品に愛着が無い人
  • 勉強が嫌いな人


大体これでしょう。


お金儲け興味ない人とかそもそも営利目的の業務全体向いてませんし論外です。


あと、他の職業にも言えることですが自分が取り扱う商品のことを知ろうともせず愛着も無いという人が売る品はクレームの嵐になって速攻干されます。


クリーニングも動作確認も適当になってしまいますからね。


少しでも自分の好きな品物を取り扱った方がよいでしょう。


最後に、リサイクル業界もそれ以外の業種でも時代とともに変化がありますし、自分が取り扱う商材の幅を広げるためにも素人さんがしなくてもいい商品知識の補充を常にし続けなければなりません。


自分もそうでしたが、修業時代よりも独立開業してからの方が勉強に費やす時間も労力も増えました。


  1. 人並みに勉強できてプラスマイナス0成長
  2. 現状維持はマイナス成長
  3. 人並み以上にやってプラス成長


そんな意識を持てない人なやめといたほうが良いです。


リサイクルショップ経営だけでなく、他業種経営だったとしても同じでしょうけどね。