

なんだかこの記事が割と人気になっているようなのでもうちょっと詳しく書いてみようという試みです。
>>今売るな!リサイクルショップが買い叩く時期と季節について。
確かに、いざリサイクルショップに売るとなってもできるだけ高い値段で売りたいという気持ちはわかります。
では、前回の記事ではさらっと書いた部分を深堀してしっかり描いていきましょう。

まずは基本事項です。
リサイクルショップ側が一番高値で買取を行う時期というのは
その商品の需要が最高になる直前
これはマストです。
直ぐに売れる可能性が高い商品を、保管費用を最低限にしながら確保したいとどのリサイクルショップも考えております。
ので、温める電化製品や雑貨や服飾品などは冬になる直前の秋に。
(例:ヒーター・コート・ダウンジャケット・マフラーなど)
冷やす道具や家電などは夏の直前の春に買取り最高値となります。
(例:スポットクーラー・扇風機・カキ氷機・Tシャツなど)
リサイクルショップ側も、できるだけ多くの売れ筋商品を集めたいと考えますのでこの基本的な考え方をしっかりと意識することが大切です。

さらにピンポイントで需要が爆上がりするような商材については、そのイベントごとがある2か月前~1か月前程度に売りさばくのがベスト。
本当の直前ではなくせめて1か月前程度というのがポイントです。
リサイクルショップ側も買取をしてからメンテナンスや清掃などをしなくてはならないのでちょっと猶予が欲しいんです。
そんで問題のピンポイント季節品とは
といった感じで、ハロウィンなら8~9月、クリスマスなら10~11月、海水浴商品はもうちょっと幅がありますが5~7月といったところでしょうか。

ハロウィン10月末、クリスマス12月25日といったようにそのイベントが行われる日付が毎年確定しているような関連商品は1年の中でその直前の時期しか売れないといっても過言ではない商材です。
ですが、そのイベントごとの直前であれば普段は買取りしてくれないような品でも、買取りをしてくれる可能性が大きく上がりますので狙い目です。

最後に、出張買取などを利用して売却することが多いと思う白物家電製品の売り時について触れて終わろうと思います。
ズバリ!冷蔵庫は6~7月が買取り最高値となります。
理由は、冷蔵庫は暑くなり始める7~8月に故障率が最も高くなる家電であることと、夏場に家で冷えた飲み物や氷を作れない生活に現代人は耐えられないからです。
実際、借金をしてでも冷蔵庫を夏場に故障しまったがために買い替えるというお客さんは非常に多いですし、リサイクルショップ側もそのような状態になることをわかっています。
それ故、夏になる前に冷蔵庫の在庫を十分に確保しようと動くため他所高い値段であっても買取を行う傾向があります。
洗濯機はその逆で、冬に水道管の凍結等で故障率が爆上がりするので冬場滅茶苦茶売れます。
なのでリサイクルショップ側は、爆売れする冬場のちょっと前10~11月に在庫を確保しようと他期間よりちょっと高めの買取金額になります。

最後ちょっとだけおまけです。
夏休み期間。
学生さんなどが夏の思い出造りなどで初めてキャンプ等に行くこととなり買いそろえたテントやタープ・カトラリー・焚き火台などのキャンプグッツは、夏休み中に売り切ることを推奨します。
なぜならそのようなキャンプグッツが一番売れる時期が夏休みが終わった後の行楽の秋シーズンだから、夏休み中の8月くらいがキャンプグッツを売りさばく時期としてはベストな時期だからです。
「楽しかったしまた行くかもしれないから~」
と思って押し入れに入れっぱなしになりそのまま使わずもう数年…。
なんてことになるくらいならばさっさと現金化してしまった方が賢いでしょう。
勿論、夏休みキャンプがきっかけでハマって使いつぶすというのであれば売る必要はないでしょうが、もう行く予定が無いようなら夏休みキャンプの帰り道にリサイクルショップに立ち寄るくらいのスピード感が重要です。
高く売りたいならばね。