

さて今回の記事はリサイクルショップ商材別!人気の車事情です。
たんにリサイクルショップといっても、取り扱う商材によって運ぶ商品も様々。
お店にお客さんが売りに来てくれた商品だけを販売して成り立つリサイクルショップなんぞ日本中探しても雀の涙ほどしかございません。
そこで各店、出張買取や古物市場(リサイクルショップ業者向けオークション)などに赴き足りない商品を仕入れているわけです。
そこで、仕入れた商品をお見せまで運ぶために必要なのが車両です。
この車両ですが、取り扱っている商材ごとに皆さん人気となっているものが結構違うのでそんなところを書いてみようと思います。

最初は町中などでもバイク好きの方などであれば中古バイクを積んだ平ボディートラックをご覧になったことがあるでしょう。
中古自転車屋さんであれば、ハイゼットやサンバーなどの軽トラックでも問題なく積み込むことができますが、中古バイクとなると重量もかなり重くなるため
などの1.5tから2t程度の小型トラックのあおり部分を外した状態で利用しているところが多いようです。
ラダーと呼ばれる荷台に取り付けて、バイクを荷台まで押して上げるための橋のような器具が必須というのも中古バイク屋さんならではの事情ですね。
因みに、荷台部分を路上までおろして積み込みができるダンプのようなタイプのトラックもありますが、あれは特別装備で車両を買う際などに別途特殊改造が必要です。
メン玉飛び出るほど高いです。

次に生活雑貨や古着など、そこまでかさばることが無く段ボール箱などに詰め込んで輸送が可能な小物類を中心に取り扱うリサイクルショップに人気の車種は
などのハッチバック型のバンが非常に人気です。
日々取り扱う物量によって、軽バン派とハイエース派に分かれるイメージですね。
ハイエースやワンボックスバン車両であれば、外っ面が商用車っぽく見えない車も多いので、市街地などで駐車場を借りる際など「商用車禁止」などの制約を受けづらく仕事以外の日常使用もそこそこ便利というのが人気の利用だそうです。

家具や冷蔵庫などの大型家電を取り扱うリサイクルショップの場合ですが、この場合人気というよりも運ぶものが大きいのでトラック一択です。
しかも雨が降った際など濡れないようにアルミの箱か幌と呼ばれる屋根に鯛なのをつけるの必須。
アルミBOXや骨組みの幌は20~100万円程度新規で付けると掛かるので、意外と宅急便業者さんとかが使ってるトラックとかって高級車の部類に入るレベルで高額です。
これ書いてる現状で、10尺と呼ばれる荷台部分が3mの長さのアルミBOX車両を買うとなると諸々諸費用など含め600~650万円(オプションにより変動)位はします。
トラックだからって、迂闊にぶつけてしまうと修理代請求とかとんでもない金額請求されてしまいますのでご注意。

最後に、リサイクルショップ(古物商)の中でも高額な商材を取り扱うことが多い骨董商や美術商の方々に人気な車ですが、これも以外にもハイエースがダントツ人気。
その他は、エルグランドなどの大型ワンボックスカーが人気となっています。
理由は、額装や大型のオブジェなど意外と大きいものも運ぶ機会が多いことが原因だそうです。
出張買取などの場合ベンツのSクラスなどで鑑定や買取の商談する人だけ来て、従業員とかがハイエースで運び役として別についてくるというのがよくあるパターン。
扱う商品が違うけど、だいたいリサイクルショップが使う車って似たようなおのが多いようですね。
以上、商材別リサイクルショップに人気の車事情でした。